J.Y.ParkプロデュースのNiZiUを引き合いに出すまでもなく、
日本でのK-POP人気が高まり続けています。
さらに、それを牽引するのが七人組グループBTSであることは誰も異論はないでしょう。
3月15日に発表が迫ったグラミー賞にも彼らはノミネートされており、
「BTSが受賞するのか、しないのか。」
この議論は絶えないところですね。
そこで、
私はあえて断言させてもらいます。
BTSはグラミー賞を獲得します!
その結論に至った理由を下記で解説していきます。
目次
BTS とは
結成
2013年
メンバー:
JIN(ジン) 28歳。最年長。
SUGA(シュガ)27歳。
J-HOPE(ジェイホープ)27歳。
RM(アールエム)26歳。低音が特徴的で主にラップを担当。RMとはRap Monsterの略称です。
JIMIN(ジミン)25歳。フェミニンな高音が特徴。
V(ブイ)25歳。端正な顔立ちで「世界で最もハンサムな顔100人」で一位に選ばれた事があります(2017年)。
JUNGKOOK(ジョングク)23歳。最年少。ボーカルもダンスも素晴らしく、メインボーカルを務めることが多いです。ジョングクも「世界で最もハンサムな顔100人」で一位に選ばれた事があります(2019年)。
グラミー賞 とは
1959年から60年以上続く、アメリカを代表する音楽賞です。ザ・レコーディング・アカデミーという団体が主催しています。
アメリカ合衆国の音楽産業において優れた作品を作り上げたクリエイターの業績を讃え、業界全体の振興と支援を目的としています。
ちなみに「日本レコード大賞」は、このグラミー賞に影響を受けて始まったとされています。
グラミー賞の問題
白人優位
ザ・レコーディング・アカデミーという団体は主に、ミュージシャンや評論家で構成されていますが、その選考が不透明であるという批判を受けることがしばしばあります。
特に主要部門をなかなか黒人アーティストが受賞できない(ノミネートすらされない事もある)ことに関しては、昨今のアメリカのBLM問題と相まって毎年話題に上がっています。
昨年、大きなセールスをあげたThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)が一部門にもノミネートされていない事が、既に批判されています。確かに、ありえません。
しかしこれはアジア人も同じことで、今回BTSがアジア人初(!)ノミネートされた「最優秀ポップデュオ/グループ・パフォーマンス賞」を受賞すれば、大変な快挙と言えます。
スーパーボウル・ハーフタイムショーとグラミー賞
このグラミー賞と並んでその年の大きな音楽的な祭典として、
「NFL スーパーボウル」のハーフ・タイムショー
があります。
これはアメリカンフットボール最高の大会である「スーパーボウル」のハーフタイムに行われるショーのことで、
毎年その年を代表するアーティストが行います。
(有名なところだと1993年のマイケル・ジャクソンのショーですね。)
このショーに出演する際、アーティスト側に支払われるのはステージ制作費(1億円ほどと言われる)のみで、ギャラは出ません。
しかし、このショーを任されることは大変な名誉であり、何より一億人近い視聴者がいることで大きな宣伝に繋がります。
そんな誰もが憧れるスーパーボウル・ハーフタイムショーですが、その開催時期がグラミー賞とほぼ同時期です。
そのため、
グラミー賞側がスーパーボウルに出演したアーティストには受賞させない、という噂があります。あくまで、噂ですが。
では今年は誰がスーパーボウル・ハーフタイムショーを行なったのかというと、あのThe Weekndなのです。
しかもこれが最高のパフォーマンスでした。
つまり、
今まで通りのホワイト優位な選考を行なってしまうと
例年以上の批判が寄せられることは明白なのです。
「Dynamite」の素晴らしさ
以上の理由から、背景的にも受賞の機運が高まっているBTS、そして楽曲「Dynamite」ですが、
そんな事情抜きにしても、楽曲がまず素晴らしいことをキチンと書いておかなくてはなりません。
イギリスのアーティスト、デイブ・スチュアートと共同制作されたこの曲は、
BTSにとって初めての全編英語シングル。
軽快なギターが特徴的なファンク・チューンですが、YouTubeでの再生回数は9億回を超え、
ダウンロードは100万回以上を記録しました。これは2020年にリリースされた曲として唯一の数字です。
決して斬新な構成ではありませんが、コロナ禍における世界で
Shining Through The City With A Little Funk And Soul
提供元:LyricFind
ちょっとのファンクとソウルで街を照らすんだ
と歌われる歌詞。
本当に素晴らしいです。
何よりそれを、今や世界的なスターとなったBTSが歌っているのがまた素晴らしい。
2020年を代表する一曲であることは間違いありません。
まとめ
2013年から活動を続ける才能豊かな七人組、BTS。
今年のグラミー賞は彼らの為にある。
そんな風に言っても過言ではないと私は思います。